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テニスの王子様 Genius355「砕かれし心」感想

さて、先週の記憶喪失は各所で大反響だったようですが。
越前の記憶喪失は相変わらず。
なんか妙に言葉遣いが丁寧というか、お嬢様っぽいというか。
しかし、お上手で済むのは戦ってるのがこの四人だからですね。
データテニスの二人は、素人には凄さが伝わりにくいし、スネイクも結局のところ曲がっているだけなので、結局のところ地味です。切原には本人以外どこに跳ねるか分からないナックルサーブなんてものもありますが、これも地味。
先の手塚対真田なんて見てたら、お上手ではすまないですよ。
片や自分の周りに空気か何かが渦巻いてるわ、左手からオーラ出てるわ、さらにキラキラ光りだす。片やボールの軌道が黒く見えるわ、光速で移動した上に雷みたいな打球を打つ。
こんなの見てたらショックのあまり即座に記憶が戻りそうですね。
で、乾海堂vs柳切原戦はかなり絶望的。
青学の試合でここまで勝てなさそうな雰囲気なのは、河村対石田銀戦以来でしょうか……
結構最近だな。
既出の技は出し切った上で0−4、0−5なんてケースはテニプリにおいてはごくありふれた光景です。全国大会だけでも、
2回戦 手塚0−4木手
準決勝 不二0−5白石
準決勝 河村0−5石田銀
決勝  手塚0−4真田
思ったより少ないですが、全国大会の全15ゲーム中4ゲームがこの展開です。
なお、河村がこの後相手を棄権に追い込み、手塚と不二は(最終的な勝敗は別として)この状態からスコアを逆転までもっていっています。
だから3ゲームとられたことぐらいなんてことはないんです。
乾と海堂のコンビだって、0−5から3−5まで猛追したこととか、2−5の状態から逆転勝利したこととかありますからね。でも今回は勝てる気がしない。
一つ。乾や海堂はあまり新技を出し惜しみしない。
ウォーターフォールやトルネードスネイクこそ比嘉戦では披露しませんでしたが、それ以外では、不二や手塚ほど技の出し惜しみはしない傾向が強いです。
そして不二や手塚のように、試合中に新技を編み出したりもしません。
海堂が不動峰戦で初めてブーメランスネイクを偶然撃てたときには、勝利のきっかけどころか劣勢の展開を打開することすらできませんでした。
いわゆる「実戦の中で劇的に強くなる」タイプではないんですね。
そして関東での氷帝戦のように「データは集まった」と言いつつ逆転できていない。
全国での氷帝戦のように相手の体力を削れている様子もない。
対する立海組は柳は新技をまだ見せていない(ない可能性もありますが)
その上、準決勝で華々しく悪魔デビューした切原は、今週のラストでようやく赤目です。
データテニスは言葉での揺さぶりで破れ、ウォーターフォール、トルネードスネイクともにあっさりと返され、しかも相手はまだ奥の手を温存。
切原はともかく、柳は海堂の策にはまって体力浪費とかもなさそうですし。
そして乾、海堂ともに試合中に急激な覚醒をするタイプではない。
……本当に勝てる要素がないんですが。ここで負けても青学自体の負けは決まらないところがさらに怖い。

なお、柳はウォーターフォールを難なく返していましたが、これは単なるデータの産物ではなく、関東と全国の間で、高速サーブ対策の特訓くらいは積んだ(乾との再戦を意識したものではあるが、高速のサーブというのは結構使い手は多そうなので、乾と再戦できなくても無駄にはならない)上で、データを集めて予測することで反応できているんでしょう。
トルネードスネイクを切原が返せるのは……まず、ネット際まで詰めれば、大きめの弧を描く軌道のトルネードでも前に詰めていればあまり大きく曲がる前に叩けるので、ボールに追いつけないという事態はなくなります。あとは軌道を目で見て判断? 赤目で動体視力とか、反応速度が向上していると考えれば不可能ではないですが、赤目の効果自体曖昧だからなあ。

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テーマ:テニスの王子様 - ジャンル:アニメ・コミック

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