乱文乱舞ランブル

漫画の感想がメインのブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

テニスの王子様を振り返る⑨「翌年の全国大会では準決勝のS2に誰も出たがらなかったという編」

もうこの辺に来ると最終回が近いというのが目に見えてきます。

四天宝寺と青学には因縁が足りない。
全国大会編に入ると同時に遠山金太郎が一時的に主人公っぽい場所にいたりもしましたが、青学との絡みと言えるほどのコミュニケーションは成立していません。
というわけで越前と遠山の宿命の対決を盛り上げるための前哨戦タイム。
千歳千里と手塚国光の討論。議題は手塚が千歳の妹、ミユキを嫁にするのに相応しい男かどうか……ではなくて、無我の境地と第三の扉『天衣無縫の極み』について。
天衣無縫の極みは他の二つ(百錬自得と才気煥発)とは次元が違い、数十年前にリョーマの父親である越前南次郎以来、使い手が現れたことはないそうです。
百錬自得と才気煥発は数十年の間に使い手が何人も出たのか?
……出たんでしょうね、この世界では。
『天衣無縫の極み』の正体が分からないまま、千歳は天衣無縫に一番近いのは南次郎の息子であるリョーマではなく、四天宝寺の遠山金太郎だと宣言。というか後々の展開を見ると千歳(無我マニア)はある程度は掴んでたんじゃないかと思えてきますね。

とまあ本人不在の間に成立したフラグにより越前と遠山のマッチアップが決定。
他にも河村対石田銀というお互い示し合わせないとこうはならんだろと言いたげなオーダーが出来上がっていきます。手塚が乾と組んでダブルスになったりもしましたがね。
青学はいきなり不二がS3。
聖ルドルフの黒幕・観月にわざとマッチポイントまで追い込ませ、その後1ポイントもとらせずにジェノサイド、氷帝戦ではもったいぶって出てきた秘密兵器ジローを圧倒、立海大附属戦では失明した状態で赤目切原どころか無我に覚醒した切原を退けるという、ある意味対戦相手がかわいそうに思えてくるのがシングルスでの不二です。
そんな不二をためらいなく初戦に投入できる青学の選手層恐るべし。しかし四天宝寺も選手層では負けていません。部長の白石蔵ノ介がS3で迎え撃ちます。
基本に忠実と言いながら打球が分身した上に円軌道を描いて進むという不可思議な球だったりします。
逆に言えばこの程度が基本ということ。必殺技路線に走ればもっとトンデモな技を身に着けていた可能性が高いんでしょうがあえて地味目(あくまでテニプリ全国大会編基準で)なプレーを貫き、不二の三種の返し球+蜉蝣包みを次々破り、消えるサーブをも返してマッチポイント。その土壇場から不二が三種の返し球の強化版に第5の返し球『百腕巨人の門番』まで閃くという大幅なパワーアップを遂げます。

弾まない『つばめ返し』はボレーで返せる→球が急速に落ちてダイレクトに打つのを阻害する『鳳凰返し』
スマッシュを弾き返す『羆落とし』はラケットを叩き落す球威があれば問題ない→両手持ちで安定感が増した『麒麟落とし』
『白鯨』は後にバウンドして戻っていくので、コートの前方で待ち構えればいい→『白龍』は前方に戻るとは限らない
とまあ地味ですが弱点を潰す方向に進化。
『百腕巨人の門番』はそれとは全く異質で、打ち返した打球がネットを超えないという、手塚ゾーン同様に相手の打球に干渉する技です。
しかも手塚ゾーンとは違い、一撃でラリーを終わらせます。
しかし回転の方向がボールを昇らせない一辺倒だったのが災いしたのか、白石は貯金を使い果たして『百腕巨人の門番』を攻略、最終的には不二に勝利。

続くD2は四天宝寺のお笑いテニスコンビに桃城と海堂が翻弄され、タイトルまで「お笑いの王子様」に変化。コレに対抗して青学2年コンビは覆面をかぶり、タイトルが「覆面を被った少年達」にさらに変更。お笑い芸人はモノマネを披露、覆面軍団は入れ替わりブラフをかけるというある種テニプリ的には似たような技が既にありますが雰囲気が違うとこうも違った展開になるかと思ったものです。

ちなみに、実は覆面の類をかぶってはダメとルールブックに書いてあるそうです。
テニプリは物理的にはあからさまに逸脱しますが、ルールを逸脱する時は割と素人には分かりづらいところをやってくるんですよね。
審判台を足場に使うのは実は反則、とか未経験者が分かるわけないです。

というわけで、河村がいくらボロボロになって吹っ飛ばされても、他校の生徒で観戦に来ただけの亜久津に選手交代は有り得ないんです。色々なサイトで「亜久津に選手交代」という展開予想が出ていましたが、本気でその展開を予想してたのか冗談だったのかは私には分かりかねます。
しかしこの試合は絶望感が凄かったですね。
いきなり切り札のダッシュ波動球が返される、しかも師範の波動球は威力的には序の口で弐式、参式と威力はどんどん上昇する、その上限は百八式。
それなら腕潰しを目論むも銀は波動球を無効化できるでぇときましたからね。
最後の決着こそ半ば偶然の産物でしたが、それも無効化されても波動球を撃ち続けた河村の意地あっての結果。全国一のパワープレイヤーに勝ったということで、河村のストーリーは一足早く完結を迎えました。

そしてD1は「事前にオーダーを変更しておいた」ということで何とか選手交代に合理性をつけています。そんな小細工はダブルスでシングルスをやるという展開の前に吹っ飛んだがな!
『百錬自得の極み』vs『才気煥発の極み』という究極奥義対決の図式でしたが手塚が百錬と才気を併用しだした時点で崩壊。
その崩壊ぶりは6-1と最終的に大差がついたスコアに現されました。あまりのフリーダムさに千歳が「今一番天衣無縫に近いのは手塚?」とか考えるほど。百錬vs才気というテーマ自体が覆された上にフラグ立ちまくってたリョーマvs金太郎に回ることなく試合が終わってしまうというサプライズ。そんな展開誰にも予想できないよ!
流石にそれはフリーダムすぎるということで1球試合が行われるのですが、越前が無我に入っているのに試合が長引く長引く。最終的には金太郎が放った百八式より危険な超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐を越前がサムライドライブで真っ二つに。ボールの片割れが越前側、遠山側に一つずつ落ちていたためこの1球勝負は引き分けに……公式戦だったらもう少し違う処理になっていたと思われます。

もう一方の準決勝では、名古屋星徳のメンバー全員が留学生というサプライズが。
立海がS3D2を立て続けに落とし、S2の切原も磔にされる絶体絶命の危機ですが、実はこれは切原覚醒のための策略。悪魔赤也がクラウザーを抹殺(比喩です)、覚醒の儀式を終えた立海はD1を快勝、S1のハゲは真田が対手塚のために封印していた奥義の実験台にされました。

しかし二つの準決勝のS2はいずれも過激な試合でしたね。
片や波動球で1球ごとに観客席まで吹っ飛ばされて体がボロボロ、しかし優勢だった方が最後に腕を折られて負け。
片や血まみれで磔にされた選手が一瞬にして変貌し、相手を血祭りにあげる。
参加した4人の選手がいずれもタダで済んでいません。
来年の全国大会あたりで準決勝のS2に出るのを嫌がる選手が続出しそうですね。

FC2 Blog Ranking

テーマ:テニスの王子様 - ジャンル:アニメ・コミック

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://yasutohb.blog102.fc2.com/tb.php/284-addbbebf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。