乱文乱舞ランブル

漫画の感想がメインのブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

テニスの王子様 青学における不二の扱い

幸村いわく、不二はずっと2番手に甘んじていたそうですが、
不二の周り、特に試合のオーダーを決める監督の竜崎先生は不二をどうあつかってきたんでしょうか。
公式戦でのオーダーから色々と考えを巡らせてみます。


まず、公式戦が始まる前、桃城が、S2は不二で間違いないというような予想をしています。
去年の三年生が引退してから、テニスの公式戦が(秋大会?)あるのかどうかは分かりませんが、そうでなくとも練習試合などをする際、不二はS2に据えられることが多かったんでしょう。
しかし、レギュラーにダブルスのできない奴が二人も入ったことで状況は激変。
不二がダブルスに入ることも検討しなければならなくなりました。
手塚、黄金ペア、桃城、越前を除くと、パートナー候補は河村と海堂しかいない状況(乾はレギュラーから外れてましたね)で、海堂もダブルスには乗り気ではない(関東大会前の乾とのやりとり参照)ので、実質河村以外の選択肢はありません。
・不動峰戦 D2
・聖ルドルフ戦 S2
・山吹戦D2

関東大会では手塚、大石が相次いで負傷するので事情も変わります。
・氷帝戦 S2
・緑山戦 S1(出番なし)
・六角戦 D1
・立海大附属戦 S2

全国大会では手塚の復帰、大石の再登録等でめまぐるしく事情が変化。
・比嘉戦 D2
・氷帝戦 オーダー登録なし
・四天宝寺戦 S3
・立海大附属戦 S2

強豪との試合で、S1に据えられたのは1回のみ。
S2が4回、S3が1回、D1が1回、D2が3回です。
手塚がいない時点でも、六角戦ではダブルスで起用されたり、立海戦で越前がS1に据えられたりと、手塚のポジションにそのままおかれることはないようです。
オーダー登録なし1回は部内でも最小(越前と海堂も1回で並びますが。さらに乾はレギュラー復帰後は全試合出てますが)、それも氷帝戦は日付をまたいだことによる大石再登録という要素があったことを考えると、竜崎先生は不二を使わないオーダーを計画したことがないといえます。
決して実力を軽んじているわけではないのです。

不二同様に青学レギュラーの中でも抜けた実力を持つ越前が、手塚復帰後もS1に据えられることがあるので、決して竜崎先生「手塚がS1」と金科玉条に考えていたわけでもありません。にも関わらず不二がS1におかれることが滅多にないのは、やはり精神的な問題(勝利への執念の不足)を竜崎先生も見抜いていたからでしょう。
大抵の場合、S1にまで出番が回ってくる場合、2勝2敗。すなわちS1の試合がそのままチームの勝敗に直結します。
勝利よりも試合を楽しむことを優先し、弟をコマ扱いした上に体に負担の多い技をそれと知らせずに使わせるような真似をした相手とはいえ、屈辱を与えるためにあえて手も足も出ないフリをして5ゲーム与えてから逆転するなんて真似を公式戦でするような人にチームの勝敗に直結するポジションを与えるのは流石に不安でしょう。
(そう考えると、全国大会で手塚がS1から外れているのも木手との試合で4ゲームとられてからはじめて百錬自得の極みを出したからか? などという邪推もできますが…)
そういう意味では、実力相応のS2、もしくはプレッシャーのかかりにくい初戦のD2(全国ではS3)というのは妥当でしょう。
対戦相手としても、最初のゲームでいきなり不二! とか、チームの2番手で不二の相手をしなきゃならないというのは非常に嫌なはずです。
不動峰が格上相手にやるような最初の3戦で決めるオーダーを相手が組んだとしても、一つ落とせば不二、そこも落とすと手塚が待っているわけですから非常に重たいプレッシャーがかかります。
しかもS3に不二が来ることもある。オーダー決める段階から胃が痛くなりそうです。
やっぱり青学って敵に回すと嫌なところだ。
聖ルドルフで赤澤と1,2を争う実力を持った上で、不二のデータを綿密に集めていた観月や、跡部がわざわざ監督に電話して呼んだ秘密兵器ジローがまるで相手になっていない。
身内(青学)以外で不二に勝つどころかまともに相手できる中学生が都内に五人いるかどうか……こんなのが2番手にいるんだもん、青学。

書けば書くほど不二をダブルスで使う竜崎先生は馬鹿なんじゃないかって気がしてきますが、あの人は目先の勝利よりも可能性を追求してしまう人ですからね。
それこそ毎試合手塚・不二・越前でシングルスを固めれば大抵の相手には危なげなく勝てるでしょう。しかしそれよりも、他のレギュラーがシングルスで試合をする機会を完全には奪いたくないようです。あるいは不二にあえてダブルスをやらせて何か刺激になればと思っているのかもしれません。まだ中学生ですから、監督は教育者でもあり、部員のテニスプレイヤーとしての未来を考えなければいけない身でもあります。

手塚や越前は、何事もなければ将来プロのテニスプレイヤーになるでしょう。河村のように、青学でレギュラーを獲る実力を持ちながら将来テニスをするつもりのない部員もいます。
不二はどうでしょう。少なくとも高校ではテニスを続けそうですが、その先も続けるか、もしくはプロを目指すかどうかが全く読めないですね。
プロになれるかどうかの壁がどのあたりにあるのかはさっぱり分かりませんが、不二は死に物狂いで努力を重ねればプロになれるといった場面に直面しても、死に物狂いにはなりそうもありません。そんな淡白な性格のせいで自らの将来を閉ざすことを心配して「今のままではS1は任せられない」という暗黙の宣告もしたでしょうに、肝心の不二がやる気を起こさない悪循環。それが変わったのがS2のままでも強敵にぶつかった立海戦だったりするのが何たる皮肉。人生一寸先は闇なので仕方ないといえばないんだけどね。


FC2 Blog Ranking

テーマ:テニスの王子様 - ジャンル:アニメ・コミック

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://yasutohb.blog102.fc2.com/tb.php/133-5f73430a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。